昨今お客様からのご相談ごとで多いのが融資の金利についてのご相談です。
10年前に組んだ固定金利の期間が終わりに近づき、
今回の切り替えのタイミングで何を選択すればよいのか?というご質問が多いです。
金利の動向については誰にも分かりませんので、私共も一般論でしかお答えできません。
ですので、最終的に「お客様ご自身で選んだものが正解です」とお伝えしています。
ご縁がありましたお客様には最良の選択をしていただきたいと強く願っておりますので
今回は最近の金利動向と基礎知識について確認してみたいと思います。
■「政策金利」が約30年ぶりに上昇中!!
日銀「政策金利」の動向を調べてみました。長く続いたマイナス金利から、
2024年3月に0.10%、
2024年7月に0.25%、
2025年1月に0.50%、
2025年12月に0.75%
と上昇基調となっております。
また、本年2026年1月の日本銀行の金融政策決定会合では0.75%で据え置かれていますが、
政策委員の内1名は1.0%への利上げを提案していたそうです。
「今後のインフレや賃金動向次第では追加利上げも視野に入る」というのが
日銀の姿勢のようです。
これから利上げが行われるか、とても気になるところです。
■ところで「政策金利」とは?
「政策金利」という言葉をよく聞きますが、
これは日本銀行が金融政策として設定する基準の金利のことです。
また、金融機関同士が短期で資金を貸し借りする際には「政策金利」が目安となります。
一般論ですが「政策金利」が上がると
⇒ 銀行の資金調達コストが上がる
⇒ 企業や個人への貸出金利も上がる
⇒ 景気を冷やす方向に働くことになります
「政策金利」が下がると
⇒ 借りやすくなる
⇒ 景気刺激効果として働くことになります
この様に政策金利を上下させることで、日銀は景気をコントロールする狙いがあるようです。
■「変動金利」と「固定金利」、 「短期金利」と「長期金利」(国債利回り)
身近な融資には住宅ローンやアパートローン、事業向けローン、プロパーローンなどがあります。
そしてそれらは金利を選択するのですが、一般的に「変動金利」と「固定金利」のどちらかになります。
「変動金利」の特徴は、
・短期金利に連動
・短期金利は政策金利にほぼ直結
・日銀が実際に利上げしてから動く
「固定金利」の特徴は、
・10年国債利回りなどの長期金利に連動
・長期金利は市場が決める
・将来予想で先に動く
「短期金利」とは、
・1年未満の資金の貸し借りに使われる金利
・政策金利の影響をダイレクトに受ける
・住宅ローンの「変動金利」は「短期金利」に該当、政策金利の動きに連動する
「長期金利」とは、
・期間が1年以上の金利
・10年国債の利回りが代表的な「長期金利」
・10年国債利回りは、住宅ローン「固定金利」に強く影響を及ぼす
■今後の金利動向まとめ
これまでの流れは、
マイナス金利解除 ⇒ 徐々に利上げ ⇒ 政策金利0.75%へ引き上げ完了
現状は、短期金利は据え置きながらも、追加利上げの可能性ありと市場が予想
そのため長期金利は既に上昇基調 ⇒ 借入金利全般に影響が出ている
長期金利は市場が先回りして動きやすいため、
「固定金利が先に上がり、変動金利が後から追いかける」
というのが典型的な流れのようです。
このような基礎知識を踏まえたうえで、
今後の金利動向を注視していきたいと思います。
埼玉県北部、群馬県南部での
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