「相続した家をどうすればいいのか…」
というお悩みの方に向けて本コラムを書いてみました。
まずは、どのような選択肢があるのか、そしてそれぞれのメリット・デメリットについて、
一緒に整理していきましょう。
【選択肢①】売却する
メリット
・草木の繁茂や建物の劣化・倒壊リスクといった、維持管理の負担から解放される
・固定資産税などの維持管理の負担を軽減できる
・売却資金を他の目的に使える（住宅購入・教育資金など）
・相続税の支払いに充てられることも
デメリット
▲一度売ると戻せない
【選択肢②】賃貸に出す
メリット
・毎月の家賃収入が得られる
・不動産を資産として残せる（将来、自分や家族が使いたくなったときに戻せる可能性も）
デメリット
▲修繕やリフォームが必要なケースも
▲賃貸管理の手間やトラブル対応のリスク
【選択肢③】活用する（自宅・セカンドハウス・賃貸住宅建築など）
メリット
・自宅や家族で使うことで資産を有効活用
・近年注目の「他拠点生活」や「リモートワーク拠点」にも
・新たに賃貸住宅等を建築して事業収益を得る
デメリット
▲活用のための初期投資が必要
▲地域や立地によって難しい場合も
住まいは、単なる不動産ではありません。
そこには、家族の思い出や暮らしの歴史が詰まった「物語」があります。
それは相続した家だけでなく、ご自身で建て、長年住み続けた住宅にも同じことが言えます。
「売る」「貸す」「活用する」
どの選択肢をとるにしても、必要なのは心の整理と情報の整理です。
大切なのは、焦らず、しかし先延ばしにせず、
自分たちにとって納得できる答えを見つけることです。
今後も土地活用に関する有益な情報を発信していきますのでよろしくお願いいたします。